原子力向け白熱灯形LEDランプ

当社は、原子力発電所(PWR型)で使用されている300W白熱灯に替わる長寿命のLEDランプを、四国電力殿と共同開発いたしました。
本LEDランプは、口金のサイズと灯具形状が同じであれば、他の原子力発電所でも使用可能です。
(平成23年8月10日、電気新聞掲載)



特長

  • 既設の灯具のまま、簡単な作業で、白熱電球をLEDランプに置き換えることができます。
  • 耐用年数は約4万時間。通常使用する白熱電球に比べ、約20倍の長寿命です。
  • 消費電力は45W。通常使用する白熱電球(300W)に比べ、約85%の省エネが可能です。
  • 長寿命化により、取替頻度の低減による作業安全性の向上、放射性廃棄物発生量の低減が見込めます。
  • 昼白色にすることで、作業性の向上が期待されます。


主な特長の比較

項目 白熱電球 LEDランプ
寿命 約2,000 時間 約40,000 時間
全光束 約3,000lm 約4,400lm
消費電力 300W 45W
光源色 電球色 昼白色
環境温度 約20~50℃ 同左
電源電圧 210V 同左
口金 E39 同左

その他

  • 原子力発電所の格納容器内で使用できるよう、放射線照射試験、振動試験、および伊方発電所におけるフィールド試験等を通じて、性能に問題がないことを確認しております。
  • 感電・火災などに対する安全性についても、電気用品安全法の技術基準に準拠した試験を実施し、問題がないことを確認しております。
  • 四国電力殿と当社は、共同で特許出願中です。

お問い合わせ

製造事業本部 計器・産業事業部 産業システム部
TEL 050-8802-3090


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