目視検査のため見逃しが多く、
確実なチェックができていない。
人手不足で検査員が足りず、
需要増加時に対応できない。
検査に時間をとられ、
納品までのリードタイムが長い。
当社が開発した
『ヒートシール検査装置』は、
「噛み込み」「未接着」などの様々な
ヒートシール不良を自動で確実に検知することで、
品質を高め、生産性を向上させます。
更に、不良品流出を未然に防ぐことで、
企業の信頼・ブランドイメージも
高まります。
四国計測工業のヒートシール検査装置は、レトルトパウチなどのヒートシール検査に最も適した『赤外線放射温度計』を使用しています。
噛み込みはもちろん、目視や画像処理などでは検知できない『完全に接着されていない、接着の弱い』状態のシール不良も検知できる、精度の高い検査装置です。
ヒートシールの強度不足や包装機の不具合の早期発見にもつながります。
24時間365日、生産ラインの流れを止めることなく、1分間に最大125袋という高速での検査が可能です。
また、既存の給袋式(ロータリー式)充填包装機に取り付けることができ、省スペースで設置することができます。
その商品が『いつ・どこで・だれが・どのように』生産されたのか、という履歴を明らかにするトレーサビリティ。近年、食の安全の観点から重要視されるようになりました。
ヒートシール検査装置は、約2年分の判定履歴を全数保存できるため、トレーサビリティ用としてもお使い頂けます。
シール部分に内容物が挟まった状態
シール部分が重なるなどシワが入った状態
シール幅が不均一、バラツキがあるなど
(斜めシール)
容器が重なってシールされている状態
完全に接着されていない、接着の弱い状態
(疑似シール)
※真空型は
対応できません
※一部対応可能
製品を送付していただくと、不良が検出できるかどうか当社でテストし、結果をご連絡いたします。
検査対象 | 給袋式レトルトパウチ(アルミ製、樹脂製) |
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処理能力 | MAX125袋/分(二連式充填包装機の場合) |
検査方式 | 非接触温度測定方式 |
機能 | タッチパネル操作、学習機能、MAX999品種登録 |
検査履歴 | 最大2,000万ショット(検査条件による) |
電源 | 単相AC100VもしくはAC200V、容量300VA |
検査品種例 | カレー、釜飯類、パスタ類、スープ類 |
起動ディスクにCfast(読み込み専用)、データ保存にSSDを採用いたしました。そのため、従来のHDDトラブルによる不慮のシステム停止を無くし、安定したシステム運用が実現できました。
赤外線センサを最大2台同時に接続することが可能で、同一箇所で幅広い範囲の検出にもお使いいただけますし、第一シール後・第二シール後にそれぞれ設置して、2段階での検出も可能です。
お客様の包装機やパウチ材質、
検出したい内容に合わせて、
最適なセンサをご提案いたします。
これまで全数検査をおこなってはいたのですが、人が対応していたため、ヒューマンエラーは避けられず、市場クレームが発生していました。ずっと改善できなかったのですが、展示会でヒートシール検査装置のことを知り、すぐに問い合わせました。
設備導入の優先順位から、すぐに導入することはできませんでしたが、毎年、導入実績などの情報をいただいていたこともあり、市場クレーム対策の重要性を考え、試験導入に踏み切りました。
導入後は市場クレームもなくなり、検査員も不要になりました。2014年に導入しましたが、信頼性はピカイチです!今後も最優先で導入を検討したいと思っています。
基本的に消耗品はございません。性能を維持するために、年1回の定期点検を推奨しております。
迅速に対応可能なサポート体制を整えております。どんな遠隔地でも、基本的に翌日午前中には復旧できるよう努めております。
生産を行っていない休日に取り付けと試運転を行います。検査装置1台につき概ね1日の停止期間です。生産のある日には実生産での確認と、オペレーション教育を実施させていただきます。これらをまとめて、2日間となります。
あらかじめ3方をシールされたパウチ製品のトップシール部を検査いたします。一部特殊な形状のパウチの検査も可能ですので、お問い合わせフォームからお問い合せ下さい。
容器と内容物を当社にお送り頂ければ検出可能か評価致します。お問い合わせフォームからお問い合せ下さい。
主に給袋式(ロータリー式)充填包装機のシングル(1連式)およびツイン(2連式)の第1シール直後に取り付け可能です。確認のため包装機のメーカー、型式をお知らせ下さい。設置可能かどうかを回答させていただきます。
お問い合わせフォームからお問い合せ下さい。
当社は四国電力グループの一員として、昭和26年に電力メーターの修理調整業務を行う会社として創業しました。その後、計測・制御を中心とするエレクトロニクス技術を活用、大規模基幹システム開発でのノウハウを転用し、一般企業向けのシステム開発も手がけてまいりました。
エンジニアの高度な技術力と発想力で開発された「ヒートシール検査装置」は、人間の目では気づけない微細な不良まで正確かつ高速に検査することを可能にし、全国の食品メーカーから問い合わせの絶えないヒット製品となっています。
大手メーカーとも競争がある中で「四国計測工業」が選ばれている理由は、システム内容に加えてメンテナンスなどアフター対応のフットワークの良さです。四国電力の基幹システム開発を担う当社は、地域の皆さまのライフラインを守るという使命感のもと、事業をおこなっています。それゆえ、システムの品質はもとより、アフターの重要性を十分に理解し、納品後のメンテナンスについても迅速に対応しています。
今後とも「お客さまの満足と感動のために」「従業員のやりがいとしあわせのために」そして「地域・社会の発展と安心のために」事業活動に取り組んでいくとともに、企業理念に基づき、これまで培ってきた技術力をさらに研鑽し、未来に挑戦する夢のある企業を目指して努力していく所存です。
製品を送付していただくと、不良が検出できるかどうか当社でテストし、結果をご連絡いたします。