レタス選別システム(選果・選別)(2023年3月販売終了)

概要

外葉除去・茎切り後のレタスを、パレット搬送しながら画像処理・包装をし、階級選別・等級選別を遺伝的アルゴリズムによりおこなうシステムです。

特徴

  • センサーカメラで撮らえたレタスの表面画像をコンピュータで解析し、その計測画像をモニターTVに写し出し、同時にレタスの形状判別結果が数値で表示されます。
    ニーズに合わせた階級・等級の選別基準値をご自由にお選びください。
  • 階級・等級の選別基準値は、タッチパネルで簡単に設定・変更ができます。
  • 生産者・品種を登録し、レタス出荷情報を管理します。
  • 生産者個別の出荷伝票の発行及び、出荷履歴・出荷総数の印刷ができます。
  • 出荷済みレタスの解析ができます。(オプション)
     例)品種別の出荷割合、秀品率の出荷推移、統計分布など。
  • 外葉に影響されることなく真の形状を認識。その結果、精度の高い選別が可能です。

システム各部


搬送パレット

1.搬送パレット
コンベヤでレタスを傷つけずに運ぶために、特殊な工夫をしたパレットです。


搬送コンベヤ

2.搬送コンベヤ
このコンベヤは、作業環境に合わせて自由に拡張・変更できます。


画像検出部

3.画像検出部
運ばれてきたレタスの形状をセンサーカメラでとらえます。


画像処理装置

4.画像処理装置
階級区分・・・6階級
(SS・S・M・L・2L・3L)
等級区分・・・3等級
(秀品・優品・並品)


クリーナ

5.クリーナ
茎切り取り部分から出る乳汁を拭き取り、レタスの商品価値を保護します。


投入・包装部

6,7.投入・包装部
パレット上のレタスを安定した姿勢で包装機に落とし込み、確実に素早く包装します。


仕分け装置 箱詰め

8.仕分け装置
画像処理装置で得られたデータにより、所定の枠へ自動的に排出します。手元までレタスが運ばれるため、箱詰め作業が楽で、人間の視覚による選別に比べ正確です。


仕様

  • 包装処理能力:1,600個/毎時
  • 所用動力:3相200V 2kw 単相100V 1kw
  • 空気圧(消費量):6kg/c㎡G以上(1.5kw以上・電力換算)
  • 階級選別能力:6階級
  • 等級選別能力:3等級
  • 機巾:400mm
  • 機高:1,000mm
  • 搬送速度:6~10m/min

システムフロー図

 生産者
↓ 生産管理
荷受 (伝票発行等)
↓ ↑
外葉除去・茎切り (4)画像処理装置
↓ ↑
(1)搬送パレット→(2)搬送コンベヤ→(3)画像検出部→(5)クリーナ部→
(6)投入部→(7)包装機→(8)仕分け装置→箱詰

システム概略図


レタス選別システム

お問い合わせ

製造事業本部 計器・産業事業部 産業システム部
TEL 050-8802-3090


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