LonWorks概要
LonWorksは、米国エシェロン社により開発された制御技術で、従来の集中制御と異なり、新しい概念の知的分散制御を用いています。ビル設備管理分野などを中心に近年、産業用制御ネットワークとして普及が進んでいます。
LON:Local Operating Network
Lon Mark協会ホームページ
LonWorksの概要
LonWorksは、「非階層型システム」、「オープンで相互運用性のあるシステム」を実現しています。
LonWorksは、従来のシステムと異なり、知的分散制御を用いています。これは、機器自身が、入力状態を判断したり、また連携すべき他の機器に情報を伝えたりするものというもので、ネットワークに繋がる機器が全て同階層に位置し、それぞれの機器が情報のやりとりを行います。また、ハードウェア、ソフトウェアの仕様を公開することで、様々なメーカによって作られた機器がそれぞれ互換性を持つようになっています。
小型組込サーバ装置 RMV
電力量センサー RMO-200
デマンド監視装置【デマ番】RMD
LonWorks導入によるメリット
LonWorksは、ネットワークに繋がる機器が全て同階層に位置するため、従来の集中制御と異なり、全ての機器を1本のラインで結ぶことが可能となります。その為、システムに必要となるネットワークの配線が、従来の集中制御に比べて少なくてすみます。また、機器どうしが情報のやりとりを行うため、機器が故障しても故障した機器に関係する部分のみが停止するだけで、システム全体が停止することはありません。そして、機器がメーカによらず互換性を持つので、様々なメーカから自由に機器を選択することが可能となります。
結果として、メンテナンスの簡易、価格の低減化、ユーザの希望にあったシステムの構築などを可能とします。
お問い合わせ
製造事業本部 電力事業部 系統システム部
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経営戦略本部 東京支社
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